大学生の人たちはお金がなくて、なかなか大変な時もあるかもしれません。
その時、面白い映画をレンタルして時間を過ごすと言うのがとても有意義な方法です。

DVDショップには、星の数ほどまだ観たことがない映画があるのではないでしょうか。
新作でないと友だちとの話題について行くことが出来ないと言う人たちもいるかもしれませんが、旧作でも同程度の感動を私達に与えてくります。

かつ旧作なら一本一週間100円程度の価格でレンタル出来るお店が多いです。
何も新しいブームに乗る必要はなく、自分自身でブームを作ろうではありませんか。

新しい映画に飛びつかない

芸能人が登場して来て、この映画は面白いなどと言います。
実際にその映画は、瞬間的に面白いと感じるものの、記憶に残ろうとする面白さではありません。

別にその辺に転がっているような面白さであり、本当に良い映画とは、ロングセラーになっている映画のことです。
ロングセラーか否かは、数年以前寝かせた映画に注目をすれば、もう既に判ります。
あれ程までに注目されていた映画に対して誰も見向きしなくなります。

名作の映画に注目

DVDショップで不思議な現象が起こっているのは、アニメなら当然ジブリ映画と言うことになりますが、プラスして「ショーシャンクの空に」をあげたいです。
それは、冤罪で投獄された有能な銀行員が 、腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマです。

これが、DVDレンタルショップに未だ何本も確保されているというのにいつもほとんど在庫切れです。
映画の体験は、もはや「ショーシャンクの空に」を回避して、語ることが出来ない程です。

あの映画にも注目したい

そして、私達が話題を意識してばかりいると、ハリウッドに傾倒することになり、気付けば、CG漬けになってしまうかもしれません。
コンピューターグラフィックもいいです。

しかし、CGは風景画 を一生懸命書いているようなもの。
本当は映画とは風景がありここからどう調理しようかということがスタートします。

それを考えると、CGは、何も映画になってない素材として捉えることが出来るます。
CG漬けになり映画には飽きたと言う人たちの声も最近では結構多いです。

パシフィック・リムもいいです。
しかし、あの有能な監督ギレルモ・デル・トロも、一線を越えることが出来てないとも言えます。

一生懸命、パシフィック・リムに技術能力を使い果たしていると言うのに、ギレルモ・デル・トロの以前の作品、パンズラビリンス、ヘルボーイなどに偉大な能力を感じてしまうのは何故なのでしょうか。

パシフィック・リムで、他の監督以上存分に能力は発揮されました。
CGのことも他の監督以上に理解出来ています。
素材からは超え出ようとしています。

更にCGには、CGでない隙間と言うものも非常に大事な感じがします。
映画を観て、私達は隙間に居心地の良さを感じるものです。

隙間のないパシフィック・リムのような映画が現代社会の人たちにフィットしているとも言えないではありませんが。